Raspbianをヘッドレスでセットアップする際に便利なツール
Raspbianではbootディレクトリにマウントされるボリューム内にssh.txt
を作成することでSSHを有効にし、wpa_supplicant.conf
を作成することで無線LANの設定をすることができます。
ディスプレイを接続することなく初期設定まで行うことを「ヘッドレスでセットアップする」と言うようです。
手動でwpa_supplicant.conf
を作成する手間を減らせる便利ツールがあったのでメモしておきます。
上記のツールを使用すると、wpa_supplicant.conf
とssh.txt
を簡単に作成することができます。
フォームに無線LANの接続先を記入してwpa_supplicant.conf
をダウンロードすると、必要事項が記入された設定ファイルをダウンロードできます。
ssh.txt
をダウンロードすると、空のテキストファイルがダウンロードできます。
この2つのファイルを何かしらの方法でbootディレクトリにマウントされるボリューム内に書き込めば、Raspbianを簡単にヘッドレスでRaspberry Piにインストールすることができます。
ssh.txt
を作成することでSSHを有効にし、wpa_supplicant.conf
を作成することで無線LANの設定ができるこれらの機能は、以下のサービスによって実現されているようです。
/lib/systemd/system/sshswitch.service
/lib/systemd/system/raspberrypi-net-mods.service