たいりょーくんのメモ

Twitterにツイートするノリで気軽にメモしていくためのブログです。詳しくは https://tiryoh.hateblo.jp/about をお読みください。

Raspbianをヘッドレスでセットアップする際に便利なツール

Raspbianではbootディレクトリにマウントされるボリューム内にssh.txtを作成することでSSHを有効にし、wpa_supplicant.confを作成することで無線LANの設定をすることができます。

ディスプレイを接続することなく初期設定まで行うことを「ヘッドレスでセットアップする」と言うようです。

www.raspberrypi.org

手動でwpa_supplicant.confを作成する手間を減らせる便利ツールがあったのでメモしておきます。

qiita.com

上記のツールを使用すると、wpa_supplicant.confssh.txtを簡単に作成することができます。

f:id:tiryoh:20191031183140p:plain

フォームに無線LANの接続先を記入してwpa_supplicant.confをダウンロードすると、必要事項が記入された設定ファイルをダウンロードできます。 ssh.txtをダウンロードすると、空のテキストファイルがダウンロードできます。 この2つのファイルを何かしらの方法でbootディレクトリにマウントされるボリューム内に書き込めば、Raspbianを簡単にヘッドレスでRaspberry Piにインストールすることができます。

ssh.txtを作成することでSSHを有効にし、wpa_supplicant.confを作成することで無線LANの設定ができるこれらの機能は、以下のサービスによって実現されているようです。

  • /lib/systemd/system/sshswitch.service
  • /lib/systemd/system/raspberrypi-net-mods.service